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嘉悦 勲; 吉井 文男; 渡辺 祐平
Journal of Polymer Science; Polymer Chemistry Edition, 16(10), p.2645 - 2650, 1978/00
ガラス化性モノマーを低温で重合させると、重合速度の温度依存性に特異な極大と極小が現れる特徴がある。これは実用上も重要な性質であり、これまでにこの温度依存性に影響する因子について研究を重ねてきたが、本報では、圧力を加えることによってどのような変化が現れるかについて検討した。その結果5000気圧以下の加圧下でも、モノマー系のガラス転移点が上昇し、それとともに重合速度が著しく増大することが判った。重合速度の温度依存性に極大と極小が現れる点は加圧下でも認められたが、極大の温度は、加圧下でのガラス転移点の上昇に伴って上昇し相対的に高温側に移動した。モノマーとしてはHEMAとGMAを用いた。